新型コロナウィルスの感染予防

コロナウイルスとは

人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスで、人に感染症を引き起こすものはこれまで次の2種類が知られています。
SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)、MERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)です。

それ以外は、風邪などの軽傷な症状にとどまります。

重症化しやすいのはどんな人

新型コロナウイルスは感染者に肺炎をもたらし、最悪死に至る感染症です。
現在、分かっている死亡者の多くは60歳以上、又は病気(高血圧や内臓疾患など)を患っている方のようです。
新型コロナウイルス感染症は、適切な治療を行えば生命への危険になることはないが、高齢者や疾患を抱えるひとにとってはより危険度は高い感染症であること間違いはありません、そのような障害のある弱者への対応をしっかりとやって死亡する方を防ぐ必要があります。

どうやって感染するの?

新型コロナウイルス感染症は、どのようにして感染するのか、それは飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。

(1) 飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と共にウイルスが放出し、そのウィルスを別の人が口や鼻から吸い込み感染するものです。
特に注意するには、多くの人が集まる場所学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所です。

(2) 接触感染

感染者が接触した物に、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着して感染する。
注意を要するのは、電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどがあります。

対策

「飛沫感染」「接触感染」の2つに対する対策

まず、第一は、感染した(と疑われる)人が飛沫を出さないこと。
第二は、不特定多数が触れるものには手を触れず、感染した(と疑われる)人が触れたものを消毒すること。こまめに自分の手指を消毒することなど

第一の「飛沫を出さない」ためにはせきエチケットを守ることが重要です。せきが出そうになったら、マスクがあれば正しく装着する。なければティッシュやハンカチなどで口を覆う。それもなければ上着の内側に向けて、袖で口を覆ってせきをする。

第二の消毒について、ものの表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)、手指の消毒には消毒用アルコール(70%)が有効であると分かっています。消毒用アルコールがない場合は、流水と石鹸を用いて少なくとも20秒以上で手洗いでも有効であります。

まとめ

現在の病原体ウイルスを根絶するは、難しいが、感染が流行しない状態に追い込むことは、可能なのかもしれません。
それは、一般的に「封じ込め(containment)」と言われています。
最近の例では、2002年11月前後から流行したサーズ(SARS)は2003年7月にはWHOによって封じ込めの成功が宣言されたケースがあります。
ワクチンによらず、医療機関や政府機関が連携しながら感染者の治療と隔離、感染予防の徹底を図った「社会的封じ込め」の結果だったのです。

今回の新型コロナウイルスに対してこうした「社会的封じ込め」がうまく機能するかどうかはまだわかりません。
現在、ワクチン開発の進めており、治療による「物理的封じ込め」が期待できる可能性もあり、感染の拡散を防ぐには時間との戦いになると思います。
いつ収束するか、先がまだ見えない状況で、ワクチンの開発が急がれます。

最後に我々が出来る最善の策は、多くの人たちが密集する機会、場所をさけることこれに尽きます。をしっかり守っていきましょう。

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