男性諸君! 日本で「孤独という病」が進んでいる。

孤独という病

今日は、新聞紙上には年金の受け取りを70歳に引き上げるようなことが書いてありました。
確かに平均寿命が延び人生100まで謳歌するようなことが言われるようになってきていて、妥当な対応なのかもしれません。

しかし、実はその影?に、「孤独」という恐ろしい事象がひたひたと我々の社会に広がってきているのを事実なのです。
新聞紙上で、時々「孤独死」が取り上げられており、特に被災地での仮設住宅では、以前の生活のコミュニケーションの場の喪失が大きく影響しているのではないかと言われています。

これは、アメリカでの老人問題の調査結果です。
2017年8月、アメリカ・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授(心理学)が、次のようなことを言っております。
「世界中の多くの国々で、『孤独伝染病』が蔓延している」

また、同年10月、アメリカ連邦政府の公衆衛生局長官を務めていたビベック・マーシー氏が、「孤独は深刻化する伝染病であり、その対処は喫緊の課題」という論文の中で、「孤独がありとあらゆる年代や社会環境の人たちを蝕(むしば)んでいる実態」を踏まえ「病気になる人々を観察し続けてきてわかったのは、その共通した病理(病気の原因)は心臓病でも、糖尿病でもなかった。それは孤独だった」と言っております。

これらから言えることは、やはり人間は一人では生きていけないと言うことだと思います。
結婚しているとか、親しい友がいるかと言うことよりも、如何に信頼を持ったコミュニティーを形成することが、今後の人生を過ごすことに繋げるかが鍵になると考えています。

「孤独にならない生き方」を模索し、残りの人生をどの様に過ごすか考えて行きたい。

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