先日、日本年金機構から源泉徴収票が送られてきました。私は、毎年確定申告をしているので、重要な書類なので大事に保管しております。
さて、徴収票の記載に介護保険料が引かれており、年金を受け取っている方は、私と同様に支給される前に徴収されるようになっているのだと改めて理解した次第です。
そこで、介護保険と同じ?後期高齢者医療制度が、少し気になり調べてみました。
1 医療の大前提
日本は、全ての国民が相互扶助の精神で助けあう国民皆保険制度を採用しており、「医療保険に加入し、けがや病気の際に医療給付」が受けられるようになっています。
従って、病院に行くと、必ず保険証の提示が求められ、一般には治療費の3割負担の金額を払います。
つまり、本人は3割、残りは保険から払われている訳です。従って保険証を忘れたり、所持していないと治療等の全額を払うように求められます。
2 医療費の財源
0歳~74歳迄の方は、概ね国民健康保険か被用者保険(会社員、公務員等)に加入をして定められた保険金を納めております。
75歳以上の方は、平成20年に新たな制度の後期高齢者医療制度に定められた保険料を納めるようになっています。
3 医療費費の個人負担
0歳~6歳は2割負担、7歳~69歳は3割負担、70歳~74歳は2~3割負担(所得に応じた)、75歳以上は1割負担となっています。
4 日本の保険制度
75歳未満の方が加入している健康保険、被用者保険と75歳以上の方が加入している後期高齢者医療制度の2本立てで国民皆保険となっています。
5 今後の課題
これから先、高齢者の医療費の膨らみを如何に押さえるかが検討されており、現行の1割負担で済むかどうか。。。。。。